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ポジティブ思考すぎるのはウザいダサい危険な理由|迷惑な押し付けは嫌われるし病気になるよ

成功哲学や自己啓発の世界では

「ポジティブ思考が大事!!」

と色々な人が教えを説いています。

しかし、世の中にはもはや病気とも言えるポジティブ思考が溢れかえるようになりました。

この現象は「ポジティブハラスメント」なのではないかと思えるほど、危険性が高いもので、暴走族が運転するバイクの騒音レベルの公害とさえ感じるほどです。

スピリチュアリストであり占い師である私は

世の中に蔓延るポジティブ思考の教えは、ただのネガティブ思考である。

と思っています。

その理由について詳しく解説します。

もくじ

ポジティブ思考の人が潜在的に抱えているネガティブ思考

ポジティブ思考の人の特徴として

  • 元気
  • いつも笑顔
  • 明るい
  • 前向き
  • 何でもプラスに捉える

などがあります。

ポジティブ思考の人をイメージすると、周りの友人・知人に何名かいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、その一方で、ポジティブ思考に見える人、自分がポジティブ思考だと思っている人、ポジティブ思考になろうと頑張っている人は

  • カラ元気
  • 笑顔がひきつっている
  • ふと暗い表情をする
  • ネガティブな部分を気にしすぎる

など、思っている以上に闇を抱え不自然なことがあったりします。

それもそのはず。

本人が気づいているか気づいていないか関わらず、共通して抱えている闇があります。

特に

  1. 空っぽな自分をポジティブ思考で埋めようとしている
  2. 常に現実逃避している
  3. 全てをコントロールできると勘違いしている

の3つです。

これらは偽ポジティブ思考で実はネガティブ思考の現れです。

それぞれ詳しく解説します。

1:空っぽな自分をポジティブ思考で埋めようとしている

ネガティブなことを一切発言せず、ネガティブな思考をすることなく、ポジティブなことだけを考え発言する人がいます。

確かに、気分が高まって気持ちがいい。人からの印象も良くなる。

だからこそ、ポジティブ思考は良いことだと言われている側面がありますが、実はニュートラルな人からすると

  • 自分の頭で考えることができない人
  • 自分の意見を言えない人
  • 知識や教養がないから批判ができない人

と思われてしまうこともあります。

実際に、空っぽな自分をポジティブ思考で埋めようとしていると、たちの悪い人が寄ってきたりします。

たちの悪い人は、ポジティブ思考の裏にある虚無感を逆手に取って、上手に利用しようとしてくるので注意が必要です。

2:現実から目を背向けている

ポジティブ思考でいれば人生が良くなると信じている人が多いです。

しかし、人生を進めていくためには、特に以下2つのネガティブな面が必要です。

  1. 自分の正確な現状把握
  2. ネガティブシュミレーション

例えば、あなたが箱根温泉に旅行に行こうと思った時に、今いる自分の現在位置が正確に把握できなければ、どの方角に向かって進めばいいか、何の乗り物に乗っていけばいいか分からないですよね。

アメリカから箱根の温泉に行くために、車で行こうなんて考えないですよね。

飛行機使いますよね。

でも、ポジティブ思考に偏ると、自分の現状を把握しようとしないため

「アメリカから箱根まで車で行けるっしょ!何とかなるっしょ!そもそも俺/私ツイてるから!」

となってしまうんですよね。

いやいや、あなたはツイてるかもしれないけど、いくらツイてても車で海は渡れないでしょ?

あなたの車は海の上でも走行できるの?

もしくは潜水艦機能が付いてるの?

そんな車があったら乗ってみたいですけどね…笑

という残念な状況に。

車では海を渡れないというネガティブな一面を受け入れる必要があります。

車を海に沈めてしまう前に。

また、車にはガソリンがほぼ入っていない状態で、温泉にたどり着くまでに残り50kmくらいあったら、瞬時に走行不可になるネガティブシュミレーションをして、ガソリンスタンドに入りますよね。

いや大丈夫!ガソリンなくても車は走るから!なんて言われちゃうと、ただウザいだけ。

ポジティブ思考に偏ると現実から目を背けた状態になるので、何やってもトラブルばかりになります。

3:全てを自分の思った通りにコントロールできるという勘違い

ポジティブ思考で人生がうまくいった経験をすると

「ポジティブ思考でいれたおかげだからだ!やっぱりポジティブ思考ってすごい!!」

という感じで、ポジティブ思考が絶対的に正しいことだと錯覚してしまいます。

しかし、これはとても危険。

ポジティブ思考は正しい、ネガティブ思考は間違いという思考回路になり盲目的になります。

すると、人生に起こるネガティブなことを正面から受け入れることができなくなり、世の原理原則から大きくズレていきます。

また、一人だけで盛り上がっているならいいのですが、自分が正しいと思っているポジティブ思考を人に押し付け始めたりすると人間関係にもズレが生じてきます。

だって、ただの迷惑行為じゃないですか。

「ふふ、俺の車のマフラー音、カッコいいだろ?」

と、爆音を撒き散らしながら走る迷惑な車と同じです。ただの公害なんですよね。

そして、ポジティブ思考の人は全てを自分の思った通りにコントロール出来ると勘違いしており、コントロール出来ないことは自分がネガティブ思考だからだと信じてやまないので、どんどんポジティブ思考に偏っていきます。

そうすると、小さかったズレがどんどん大きくなって噛み合わないことが増えていくので、何もかもうまくいかなくなっていきます。

  1. ポジティブ思考なのにうまくいかない
    (うまくいかないのは思考の偏りを戻せというサインなのに)
  2. サインに気づかずにもっとポジティブ思考が大事だと信じ、もっとポジティブ思考に偏りねじ伏せようと頑張る
  3. もっとうまくいかず落ち込む
    (うまくいかないのは思考の偏りを戻せというサインなのに)
  4. サインに気づかずにもっとポジティブ思考に偏る
  5. ちょっとうまくいった!
  6. もっとポジティブ思考を注入
  7. 立て続けにネガティブなことが起こる
  8. ネガティブなことは思考のバランスを取ろうねというサインなのに無視する
  9. 地獄を見る
  10. ストレスに耐えられず病気や鬱になる

ポジティブ思考に偏っている人たちは、上記のような流れになっている人が多いです。

ネガティブなことが起きると「これは神様が乗り越えられると思って与えてくれた試練だ!」と捉えるのがポジティブ思考だと言われていますが、誰ですか、そんなネガティブな教えを説き始めたのは。

ただ心が苦しくなっていくだけで、ガチで病気になりますよ。

ネガティブなことが起きたら「あれ?もしかしてポジティブ思考に偏りすぎていたかな?もう少し地に足をつけろというメッセージかな」と捉えるのが真のポジティブ思考です。

偽ポジティブ思考 vs 真のポジティブ思考

なぜポジティブ思考になればなるほどネガティブなことが起こるのかというのは、引き寄せの法則と潜在意識の関係を分かっていれば明らかです。

ポジティブ思考になるということは、ポジティブになる必要性を自分の中に感じているということですよね。

つまり、自分のことをネガティブだと思っているからポジティブに偏ろうとバランスを取ろうとするわけです。

なので、ポジティブに偏れば偏るほど、自分のネガティブな部分に深く焦点が当たることになるので、ネガティブなものをたくさん引き寄せることになります。

ポジティブになればなるほど「俺/私、ネガティブなんです」と言っているのと同じ意味なんですよね。

偽ポジティブ思考になればなるほど、このサイクルの原理原則に気づけません。

なぜなら、偽ポジティブ思考な自分は、実はネガティブ思考の塊だったんだと、信じていたポジティブ思考が偽ポジティブ思考だったと受け入れなければいけないからです。

偽ポジティブ思考は危険です

偽ポジティブ思考というのは、真に受けると危険です。

偽ポジティブ思考の構造が、すごく深いネガティブ思考がベースになっているからです。

実際に僕は偏りすぎた偽ポジティブ思考は危険だと思っていますし、そういう人とは普通に会話できないので出来るだけ距離を置くようにしています。

ポジティブだと勘違いした偽ポジティブ思考は精神衛生上、不健康とさえ思っています。

そうではなくてポジティブの中にある本質を知る。ネガティブの中にある本質を知る。

そうやってニュートラルに物事を捉えようとする柔軟性を持つことが、本当のポジティブ思考です。

実用性の低い気持ち悪いポジティブ思考は、ゴミ箱に捨てちゃいましょう。

まとめ

ポジティブ思考すぎると、ただウザいだけになってしまいますし、普通に会話できないので嫌われます。

また、最悪の場合、心と身体のバランスを崩して病気や鬱になってしまいます。

ビジネスでも人間関係でもポジティブでもネガティブでもない「中心軸に居座る」ことが真のポジティブ思考です。

ポジティブ思考はポジティブな面だけを見つめるのではなく、きちんとネガティブな面も見つめて受け入れることが必須です。

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