あなたはお守りを持っていますか?
子供の時は、幼稚園のカバンやランドセルにつけて、、、遡れば安産祈願のお守りが人生初のお守りかもしれません。大人になれば縁結びのお守りなどもありますよね。
人生の節目節目にお守りは存在することが多いです。
それだけ人間は、大事な時には神の力に頼りたくなるものです。
それはとても普通のことですよね!
神様の力を借りた後は、ちゃんとお礼をしなくてはいけません。
その際、お守りをどのようにすればよいか説明します!
お守りはどこに返せばよい?
基本的にはどこに返してもOKなんです!
持っているお守りは、遠方に旅をした際に手に入れたものかもしれません。
他の方からもらったものかもしれません。
その場合、返しに行くのは困難ですよね。
神様はそんなに難しいことは要求しません。
感謝の気持ちを添えて、神社にお返しする。
それだけで十分なんですよ!
ただ、やたらめったら返せばよいというわけではないのです。
神社や地域によって、色々なルールがあることもあります。
ではそのルールについて説明していきましょう。
お守りの返し方について
どのようにお守りをお返しすればよいのでしょうか?
基本的には下記のようになります。
- 自分で神社にもっていく
- 郵送で神社におくる
- 自分でお清めをしてごみとして処分する
- 神社で定期的に行われるどんと焼きで処分する
基本は処分をやってもらうことになるかと思います。
また、自分でお清めする方法ですが、
- 白い和紙(できればでOK)を用意する
- 紙の中央にお守りを置き、お清めの塩をひとつまみ左→右→左の順番に置く
- 紙でくるんで可燃ごみとして出す
都合に併せて、今まであなたを守ってきてくれたお守りを正しい方法で処分してくださいね!
お守りを返す時期について
手元にあるお守り、いつのものだろう?なんてこともありますよね。
どうすればよいのかわからず鞄に入れっぱなし、タンスに入れっぱなし、なんてことも。
私も子供の時から持っているお守りがいまだにあったりします。
では、どのタイミングで返せばよいのか調べてみました。
お守りの有効期限
お守りにも有効期限のようなものがあります。
それは”お守りを手に入れてから1年間”となっています。
長くても3年と言われています。
神様の力がずっと効くわけではないということですね。
神様もお守り毎にそんなに長いこと守っていたら大変ですし。。。
合格祈願や安産祈願などでお参りに行くのは比較的そのイベントの直前が多いですよね。
ですので、そのイベントが終わったら、比較的早い時期にお返しするのが良いとされています。
願い事が叶ったら
お願いが叶ったら、感謝の気持ちを込めてお守りを返納しましょう。
願いが叶うまでは上記の1年で済まない場合も当然あるかと思います。
ですので、期間にとらわれることなく身につけておくのも大丈夫とされています。
また、もしお願いが叶ったら、そのお守りを手放したくないという人もいると思います。
せっかく願いをかなえてくれたお守りですから、情がはいってしまうこともあります。
そんな時は別に無理に返す必要もないそうです。
返納できない神社もある?
お守りはどこの神社に返しでもよいのでしょうか?
日本の神社には系譜があります。
日本の神社は、宗教法人神社本庁がほぼ統括をしており、その数は80000社と言われています。
ですが、この宗教法人に属さない、独立した神社もあるのです。
- 靖国神社
- 日光東照宮
- 鶴岡八幡宮(2024に離脱発表)
などです。
有名な神社は独自の宗教法人であり、そのため統一した見解ではありません。
郵送等でお返しする場合は、一度その送り先に確認したほうが良いかもしれませんね!
ただ、基本的には拒否されることはなく、どんなお守りでも受け付けてくれるようです。
お寺に返すのはアリ?
神社とお寺には違いがあります。
神社には
- 神様が祀られている
- お守りには神の力が宿っている
一方、お寺は
- 仏様がいらっしゃる
- お守りは仏様の祈りが形となったもの
です。
神社のお守りはお札であったり、紙であったりします。
お寺のお守りは人形であったりダルマであったりします。
よって、お守りと言っても中身が違いますので、神社のものは神社へ、お寺のものはお寺へお返しする必要があるのです。
まとめ
- お守りは手に入れた神社に必ず返す必要はない
- お守りの返納はどこの神社でも基本的には受け入れてくれる
- お守りは一年で返納する
- お守りは願いが叶ったら返納する
- 神社のものは神社へ、お寺のものはお寺へお返しする
願いをかなえてくれればもちろんのことですが、仮に叶わなくても、感謝の気持ちをこめてお守りは処分する必要があるのです。
その際、若干のルールがありますが、基本的に神様は暖かく広いお気持ちで受け入れてくださいます。
お守りの処分のルールを調べていて、自身も日常においても苦しい時だけではなく、最後まで神様に感謝の気持ちをもって、きちんとした行動をとりたいなあと感じました。