当記事では、願望実現の4つのパターンと方法について解説しています。
願望実現において、実はちょっと変えるだけでサクッと実現しちゃったり、そもそも遅れの法則があったり、本当の願望でなかったり、なかなか複雑化しています。
なぜ願望実現ができないか、どうやれば願望実現しやすくなるのかについて詳しく解説していきますので、願望実現のヒントになれば幸いです。
優先しているモノから順番に願望実現していく
願望実現や引き寄せの法則を活用して欲しいモノを手に入れるメカニズムをシンプルにお伝えすると「優先しているモノから順番に手に入る」となっています。
優先しているモノは手に入りやすく、優先していないモノは手に入りにくいのです。
脳科学的な観点からも潜在意識的な観点からも共通しているルールです。
自分が欲しいと思っているけど手に入っていないモノは、時間・労力・お金を優先的に注いでいないから手に入っていないという理由がほとんどなんですね。
過去の私は
「海外旅行に行きたい。でも時間もお金も無くてなかなか行けない」
と、常々言っていました。しかし、振り返ってみると誘われた飲み会はほぼ行っていたし、国内旅行も行っていました。
海外旅行に行く時間とお金はないと言いながらも、飲み会や国内旅行は時間もお金も作って行っていたんですね。
飲み会を2〜3回我慢すれば海外旅行に行けてたし、国内旅行に行けるなら海外旅行にも十分行けていたのに、行かなかった自分がいました。
これは単純に、海外旅行よりも飲み会や国内旅行を優先していただけだったのです。
だから「自分が優先するモノ」に関しては時間もお金もきちんと作るし、どうにかなってしまうものだったりします。
願望実現の4つのパターンと方法
自分が欲しいと思っているモノを手に入れるための願望実現のメカニズムを分解していくと、大きく分けて4つに分かれます。
- 優先しているモノは手に入りやすい
- ただ優先できていないだけで優先順位を変えれば手に入りやすい
- そもそも手に入れるために時間・お金がかかる(遅れの法則)
- 本当はそこまで欲しいと思っていないから手に入らない
自分が欲しいモノをなかなか手に入れられない場合は、今の自分がどのパターンにいるか現在位置を把握して、あり方・考え方・やり方のズレを調整していくと手に入れやすくなります。
それぞれ詳しく解説します。
1:優先しているモノは手に入りやすい
自分が欲しいと思っているモノに対して、自分の時間・労力、そして必要に応じてお金を注いで、人生の最優先事項にしているものはすぐに手に入ります。難易度も低いです。
自分の心も頭も一致しているので、生き心地としても気持ち良いはずです。
ただ、自分の心も頭も一致していて、人生の最優先事項にしているものだとしても、そもそも手に入れるために時間がかかるものもあります。
詳しくは3で解説しますが、例えば、ブログで成果を出したいと思っていても、そもそも開始から3〜6ヶ月はほぼ成果が出ないもの。コツコツ積み上げるしかないです。
他にも筋トレや脂肪を減らすなども、身体の細胞が入れ替わるのに時間がかかるもの。
開始1週間でチョコレート板のようなバキバキの腹筋にはなれないし、ぷよぷよしたお腹回りの脂肪が無くなるなんてことはあり得ないです。
というかたった1週間で身体が激変したら、それはそれで健康的に悪いですしね。
優先しているモノは、フォーカスしまくっていますし、時間も労力も積極的に注ぐため手に入りやすいです。
優先というのは、ただ気持ちを優先するのではなく、優先的な行動が伴っているかどうかです。
2:ただ優先できていないだけで優先順位を変えれば手に入りやすい
このパターンの場合は、優先順位を変えてあげるだけで、ほぼ手に入るor手に入りやすいです。
「自分の願望を優先してあげる」んです。自分の願望を優先してあげるということは、自分を大切にしてあげるということにも繋がりますよ。
例えば、月収3万円増やしたいなと思っているけど、なかなか増えない場合。
お給料を増やすのって難しいな、ビジネスって難しいなと考えるのではなくて、お給料を増やすためにどうしたらいいか聞いてみたり、ビジネスに使う時間を増やしてみたり、単価を上げてみたり、収益を上げやすいことをしてみてください。
それでも難しそうなら発想の転換をしましょう。
「月3万円節約出来れば実質3万円増えることになるな」と、考え方を変えてみて節約出来ることを見つけてみてください。
実際、家計を見直すと恐ろしいくらい節約出来ることが分かりますし、意外と簡単です。
自分の時間を1日1時間増やしたいなと思っているけど難しいと感じている場合。
家事代行サービスを利用してご飯を作る時間や掃除する時間をお金で買ってみたり、帰宅する前にカフェや図書館に寄って自分の時間を過ごしてみたり、自分の時間を作ることを優先して物事を考えて行動してみてください。
もし自分を雇うなら時給1,000円以上払ってあげたいと思いませんか?
自分の1時間という時間が1,000円で買えるなら安くないかな?と、本当に大切なことは何かを見極めてみるのです。
自分の時間は勝手に生まれるものではなく作るものなんです。だから「時間を作る!」と決めないと、自分の時間は増えません。
新しいパートナーが欲しいと思っているけどなかなかできない場合。
新たな出会いがある場所に行ったり、マッチングアプリを利用してみたり、出会いの機会を作ることを優先して物事を考えて行動してみてください。
職場→自宅→職場→自宅というサイクルで生活していると、新たな出会いは生まれづらいです。
だから「出会いの機会を用意する!」と決めないと、新たな出会いは生まれません。優先して作ってあげましょう。
人生のどの分野においても優先順位を変えてあげるだけで、ほぼ手に入るor手に入れやすくなります。
逆に、手に入れやすいと言われているモノでも、自分が優先してあげないと手に入れるのは難しいです。
自分の人生の脚本家は自分です。
自分の人生のシナリオで何を優先してあげるかは自分で決めていいことだし、自分で選ぶものです。何を優先的に選ぶかで人生が大きく変わります。
なので、自分が欲しいモノを優先してあげくださいね。我慢をしていると我慢の連鎖が起きて誰も幸せになれません。
周りの声や世間の常識なんてどうだっていいじゃないですか!
優先順位を変えてあげるだけでトントン拍子に欲しいモノが手に入りますよ。
3:そもそも手に入れるために時間・お金がかかる(遅れの法則)
かなり多くの人がぶつかるのがこのパターンです。
欲しいモノを優先して時間も労力もかけているけど、なかなか手に入らないと「一体、いつになったら手に入るの?」とイライラしたり焦ったり「本当にこれでいいのかな?」と不安になることがあると思います。
この状況下って思った以上に精神的にキツいんですよね。
でも、手に入れたいと思っているモノ自体が、手に入れるまでに時間がかかるものがあり「遅れの法則」と呼ばれていたりします。
遅れの法則を知らなかった時の僕は、何度も諦めていました。
だって、先が見えないし、いつ手に入るか分からなかったからです。
でも、遅れの法則を知ってから、すぐに手に入らないものがあると知り、精神的にとても楽になりました。
そして、何でもすぐに手に入るものだと思っていた自分を改めるキッカケにもなり、気づけてよかったなと思っています。
このパターンの時に大切なことは大きく分けて3つあります。
- どれくらい時間がかかりそうか目安を知る努力
- 自分を信じる
- 人生を100%信じる
まずは、手に入れたいモノによって、どれくらい時間がかかるかが全く違います。
誰がやっても手に入れるのに時間がかかるモノもあれば、自分の状態やスキルによって手に入るまでの時間が違ったりします。
例えば、東京ドームが欲しいと思っても1ヶ月で手に入れることはほぼ無理で、色んな大人の事情が絡んでくるから、どれだけ大金を積んでもめちゃくちゃ時間がかかりそうだということは簡単に想像がつきますよね。
または、野菜づくりが分かりやすい例で
- もやしを収穫するまでにかかる日数
- 玉ねぎを収穫するまでにかかる日数
- お米を収穫するまでにかかる日数
- 柿を収穫するまでにかかる日数
がそれぞれ全然違います。
だからこそ、自分が手に入れたいモノを手に入れるまでにどれくらい時間がかかりそうか目安を知る努力をすると、めちゃくちゃ精神的に楽になります。
次に自分を信じること。
自分が持つにふさわしいと思っているモノしか手に入らないと引き寄せの法則で言われていたりしますが、まずは、自分が手に入れられると信じること、手に入れてもいいと許可してあげることが大事です。
自分を信じ許可が出た瞬間に種まきが始まります。
自分より優れている人でも手に入れていない?そんなの関係ありません。それでも自分が先に手に入れても良いのです。
なかなか進まない?そんなの関係ありません。それでも手に入るのです。自分を信じてあげるのです。
自信がない?そんなの関係ありません。自信がなくても自分のことを信じてあげてください。
最後に人生を100%信じること。
欲しい・手に入れたいと思えたことは自分の人生の中で必然の出会いであり才能です。
そして、欲しい・手に入れたいと思えたことは手に入るから思えたのです。
そんな人生を100%信頼しましょう。
4:本当はそこまで欲しいと思っていないから手に入らない
ここが一番こんがらがる部分なのですが、実は本当はそこまで欲しいと思っていないのにも関わらず
- 周りに刷り込まれてしまったモノ
- 無理やり欲しいと思い込んでしまったモノ
- 遠回りしてしまっているモノ
があったりします。
周りの人に褒めてほしかったり期待に答えようとしたりして、周りに刷り込まれて手に入れたいモノと勘違いしちゃっている場合。
欲しいモノ・手に入れたいモノがないといけないのかと思って、無理やり欲しいと思い込んでしちゃっている場合。
本当は第一候補が欲しいのに、難易度が高そうだからと手に入れやすそうな第五候補くらいから手に入れようと遠回りしちゃっている場合。
こういう場合は、本当は手に入れても入れなくてもぶっちゃけどうでもいいと、頭でも心でも分かっているので、なかなか手に入りません。
本当は最愛のパートナーが欲しいと思っているのにお金に逃げるというのがよくあるパターンだったりします。
自分の人生にそこまで必要性を感じていないモノは、優先してあげられないですし手に入れる必要がないと分かっていると思うので、手に入れたいモノに集中しましょう。
まとめ
願望実現において、欲しいけど手に入らないモノがあるとしたら、今の自分がどのパターンにいるのかを把握するところから始めてみてください。
今いるパターンの場所によって、どう調整すればいいかやることが全く異なるからです。
優先していて手に入りやすい感じなら、どんどんアクセルを踏んで進んでいきましょう。
優先順位がズレている状態なら、手に入れたいモノを手に入れるための時間・労力の注ぎ方を増やして優先順位を変えてみてください。手に入りやすくなります。
手に入れたいモノが、手に入れるために時間がかかるなら、遅れの法則があることを理解して、手に入れるためにどれくらいかかるか目安の時間を知る努力をし、じっくり時間をかけましょう。
そのうち手に入ります。そして、手に入れるまでの過程は、かけがえのない時間になること間違いなしです。
本当はそこまで欲しいと思っていないなら、手放してみましょう。めちゃくちゃ楽になりますよ。
そして、本当に手に入れたいモノを手に入れる扉を開いちゃいましょう。