この記事では本来の自分を取り戻して自分らしい人生を生きるためのヒントを散りばめました。
ヒントや秘訣が手に入るのはもちろん、私からあなたに「ハッ!」とするようなご質問をいくつか投げかけながら記事を書いていきます。
ちなみに、私自身が「本来の自分に戻らず無理をして頑張っていた世界の住人」から「本来の自分に戻り自分らしく生きる世界の住人」にシフトしていった実体験のプロセスを踏まえていますので、ぜひじっくりと読み進めてみてください。
本来の自分に戻らず自分らしく生きないとどうなるの?
私自身は
「周りの目や世間体を気にして自分に対してウソをつき続けながら無理をして頑張って生きる世界」
の住人でした。
今振り返ると、よくあんな修行僧のような生き方が出来ていたなと思います。
私の場合は、無理して頑張り続けた結果・・・
- 自分の事が分からなくなった
- やりたい事が分からなくなった
- 欲しているモノが分からなくなった
- 何をやってもうまくいかなくなった
- ウツっぽくなった
など、お先真っ暗闇になり、人生詰んだ状態にまで陥ってしまいました。
そんな強制的シャットダウン状態になったのが25歳の時でした。
その時に「これは、もう、根本的に生き方を変えるしか無い」と思いました。
周りの目や世間体は後!まずは自分!という真逆の生き方を採用し、本来の自分に戻り自分らしく生きる世界の住人にシフトしていったのです。
本来の自分に戻り自分らしく生きるとどうなるの?
結論から言うと、頑張らなくても自然体で色んな事がうまくいく生き方になります。
今まで出会うことのなかった人たちと出会うようになり、シンクロニシティが起こり、奇跡と言わざるを得ない事が次々と起こるので、私は最初、戸惑いました。
正直なところ「え?今までの頑張りや苦労は何だったの?」と、落胆しそうになる瞬間もありました。
それもそのはず、今までは何をどうあがいてもうまくいかず、もがいていたのですが
- 全く頑張ってないのに仕事がうまくいき始めた
- 不労所得が入ってくるようになった
- 自分の全てをさらけ出せるパートナーが現れた
など、その後の変化が凄まじい事になっています。
そして、思っていた以上に自由で穏やかで優しいのに現実が進むスピードが速い世界なので、毎日がとても楽しくなりました。
本来の自分に戻り自分らしく生きると人生がめちゃくちゃ生きやすくなるんですね。
というわけで、私自身の人体実験を通してやってきた事を体系立ててお伝えしていきたいと思います。
レッスン1:「本来の自分」と「なりたい自分」の違いを知ろう
「本来の自分を取り戻そう。自分らしく生きよう。」
こう聞くと
- 今の自分とは全く別人の自分が本当はどこかにいるんだ
- まだなっていないなりたい自分になるんだ
と思ってしまうことがあるかもしれません。
しかし、それだと人生の迷子になってしまいやすいです。
「本来の自分」と「なりたい自分」は別物
「本来の自分=「なりたい自分」
というふうに、ごちゃ混ぜに考えてしまうと何が何だか分からなくなってしまうんですね。
そもそも全然別物です。
本来の自分に戻る
本来の自分に戻るというのは、自分の心身にこびりついた鎧を一つずつ脱ぎ捨てて、自然体な自分に還っていく・ありのままの自分にOKを出して満たしていく事です。
無駄なものを削ぎ落としていく、余計なものを手放していく、自分に対する解釈を変えると言った方が分かりやすいかもしれませんね。
本来の自分に戻ると聞いて、何だか落ち着いていて温かい感情が湧いてきませんか?
なりたい自分になる
一方で、なりたい自分になるというのは、理想の自分に対して足りない装備品を取捨選択して、武器やアイテムを補充して強化していきながら何者かになっていく事です。
足していくと言った方が分かりやすいかもしれませんね。
こちらは気を張るというか力みを感じませんか?
こうやって言語化してみると、方向性が全く違うんだなということが明確に区別できると思います。
「本来の自分に戻ること」と「なりたい自分になる」は全くの別物なのです。
でも、これに気づいていなかった頃の僕はごちゃ混ぜに考えてしまっていました。
そもそも「本来の自分に戻る」と「なりない自分になる」の2つは、根本的にステージが全く違うことに気づいていなかったのです。
今のあなたが欲しているのは「本来の自分に戻って自分らしく生きる」or「なりたい自分になって生きる」どちらでしょうか?
どちらを心の奥底から欲しているのでしょうか?
「真のあなた」の欲求です。どちらを求めているのでしょうか?
どちらを選ぶかで未来が大きく変わっていきます。
レッスン2:何者かになることを諦めて降参しよう
何者かになろうとしている時は、何者かになって人から評価されたい、認めてもらいたいという気持ちが前面に出るため
- 期待に応えたい
- 嫌われたくない
という想いを優先しがちになります。
そうなると、自分に時間とエネルギーを費やすよりも、他人のご機嫌取りに時間とエネルギーを費やすことになります。
すると、潜在意識では「自分より他人が大事」という情報が刷り込まれ「自分<他人」という構図になるような人・出来事をどんどん引き寄せるようになります。
私はこのサイクルにどっぷりハマっていたことがあり、以下の状態に陥りました。
- 仕事面:頑張れば頑張るほど喜んでもらえたり評価はされるものの仕事量と質だけ増えて収入や売上が増えない(嫌われたくないからお金ちょうだいって言えない)
- 恋愛面:恋愛相談ばかり(嫌われたくないからいい人を演じてしまう)
何においても時間とエネルギーを費やせば費やすほど疲弊する毎日でした。
当時の私は強がっていたこともあり「成長痛だ!」と強がって解釈していました。
強がっていた裏では超不安だったし超焦っていたので、何とか解決しようと小手先のノウハウやテクニックに飛びつく⇒お金払って勉強&スキルアップ⇒苦しくても一生懸命頑張る⇒忙しくなる⇒さらに勉強&スキルアップ⇒一生懸命頑張るの堂々巡りをしていました。
頑張れば頑張るほど手元のお金も減っていったのです。
今、こうして本来の自分の戻り自分らしい生き方で人生を送っているからこそ分かるのは
何者かになっていく延長線上には、本来の自分に戻る生き方に合わない人との出会いと出来事が起こり続ける旅だったのです。
何者かになっていく延長線上には、本来の自分に戻り自分らしい生き方が出来るステージは用意されていないのです。
何者かになっても、本来の自分に戻り自分らしい生き方が出来ることはないということです。
なので、本来の自分に戻り自分らしく生きたいなら、何者かになるのを諦めていち早く降参する必要があります。
レッスン3:自分の欲求を知ろう
本来の自分に戻り自分らしく生きていくには、自分自身の欲求に誠実に忠実に正直に向き合う必要があります。
誠実に忠実に正直にです。
自分の本当に欲しているものが分からなかったり、そこにウソがあれば、どの方向に向かって生きていけばいいか分からないし苦しくなるのは当然ですよね?
そして、あなたの「欲求」というのは
- 自分自身の内側から出てきた欲求なのか
- 他の人の夢を追いかけているだけなのか
どちらなのかをきちんと区別することがめちゃくちゃ大切で、ここで区別しておかないと、間違いなく苦しくなります。
- 億単位のお金が欲しい
- 世界に旅に出たい
- 大きな家が欲しい
- やりがいがある仕事を見つけたい
- 大好きなパートナーが欲しい
- 穏やかに暮らしたい
などなど、様々な欲求や夢願望があると思います。
しかし、自分自身の内側から出てきた欲求ではなく他人の夢を追いかけていると「本来の自分」からどんどん離れていってしまうんです。
つまり、自分の満足感、安心感、幸福感を置き去りにしていくので、次々と何かを叶えていけばいくほど不足感が大きくなっていくのです。
他人の欲しているものを追いかけるのは受験戦争と同じ
私がよく例える話で
「受験勉強を頑張っている子供たちと売上アップのために頑張っている多くの大人は同じ」
というものがあります。
共通して言えることは、本来の自分として生きていない点です。
理由も分からず「勉強しなさい」と大人から強制させられ、学校の定期テスト、塾のテスト、全国模試などで数値を計測されます。
その過程では、できない問題ができるようになるなど楽しみを見つける子供も多いでしょう。
そして、最初は平均点が50点だったのが55点となり、70点を超え、80点を超え、得意科目が見つかり100点を取るなど、点数が上がる達成感、周りから評価される喜びを感じることもあるでしょう。
もしくは、本当に勉強が嫌いだけど、怒られる方がイヤだー!!周りから取り残されるのがイヤだー!!という恐怖のモチベーションから勉強を頑張ることもあるでしょう。
数字を追いかけた先にあるもの
しかし、少し立ち止まって考えてみてください。
子供たちのやっている「勉強」という名の「競争」に本人たちの意志がどれくらいあるのでしょうか?
意志を持つ人がどれくらいいるのでしょうか?
きっと、令和の時代になっても多くの人たちが
その学校に入って何がしたいの?⇒何となくor特になし
な状態でしょう。
そこにあるのは、一生懸命勉強する!そして競争に勝ち抜く!という「他人との比較・競争」のモチベーションです。目的が他人に勝つことになってしまっているわけです。
偏差値が50なった。よし、上のクラスに行くために必死に頑張ろう!
偏差値が60を超えた。でも早稲田慶応には届かないな。次は65だ!
うぉー!65を超えた!!
むむ?でも、上にはさらに上がいる。負けたくない!頑張る!!
ちょっとだけ考えて欲しいのですが、これは一体、何をやっているのでしょうか?
そこで、育まれていくのは「他人との比較・競争」で世の中を切り取る思考の癖です。
自発的な意志や理由、 ビジョンを導くための考え方や在り方を何一つ育まれていくことなく、大人になり、社会に放り出されます。
そうすると、何が起こるか?
「理由は分からないけど、みんな頑張ってるから、俺/私もとりあえず仕事をしよー!!!!」
という事態が起こります。
そして、その先で待っている世界は
「モチベーションが全く上がらない日々」
です。
最初のうちは、勉強と同じ要領で突き進んでいけるのですが、社会は思っていたよりも広いので、勉強と同じ要領で進めても、なかなか次の上の世界に行けない事に気がつきます。
「やれば右肩上がり上がっていた結果が、なかなか思うように上がっていかない…。」
そして、人生で大切な事に気づき始めます。ある日突然、内なる声が湧き上がってくるのです。
何をしたくて何を欲しているのだろう?
と。
そこではじめて自分の事を考えるタイミングがやってきます。
自由や幸せからは程遠い世界
親や学校の先生の影響で勉強をさせられ偏差値や成績の数値の高みをひたすら目指す子供たち。
社会という幻想に大きな影響を受け売上向上をひたすら目指す経営者やビジネスマン達。
どこか似ていると思いませんか?
今の僕には「完全に同じパターンで生きている同じ人種」にしか映りません。
- 数字を追っている
- 数字を追う限り上には上がいる
- 達成した先のビジョンを持たずに生きている
- 自分の内から出てきた真の目標や、やりたいことではない
そんな中で生きている人たちは、みんなこう思っています。
「その先に自由が待っている!その先に幸せが待っている!その先に豊かさが待っている!」と。
でも、潜在的にはこう思っています。
「その道には決して終わりはない。真の幸せ、 本来の自分のあるべき姿からどんどん遠ざかって行く」と。
もう本当は分かっているのです。
レッスン4:本来の自分に戻ろうとしているサインに気づこう
そもそも論になりますが、本来の自分らしい生き方からズレると、自分の身体に合っていない食べ物を摂取するとポコポコ吹き出てくるニキビのように、現実に起こる出来事や人間関係、自分のメンタル・感情面でネガティブな吹き出物が次から次へと現れます。
では、具体的にどんな現象が起きるのか?現実を通して教えてくれるサインが3つあります。
サイン1:物事がうまくいかない
もし、あなたが、今進んでいる道や行っている仕事、お付き合いをしているパートナー関係などで、なぜか理由は分からないけど、なかなかうまくいかないのであれば、それは本来の自分に戻った方がいいよと教えてくれているサインです。
理由は2つあります。
1つは、本来のあなたが心から欲しているゴールや目標ではないことを追いかけているためです。
自分が欲していない事は積極的に取り組めないので、うまくいかないのも当然です。
そして、もう1つは、本来のあなたが心から欲していないものを追いかけていることで、本来の自分以外の何者かになろうとしているためです。
本、セミナー、メデイア、友人、家族、同僚、上司など。
何かしらの外的環境によって「モチベーションを高める」「やる気を出す」などと行っている行為の全ては、本来のあなたの道からどんどん遠ざかります。
そもそもモチベーションを高める、やる気を出すなんて言葉は不自然なのです。だって、欲していなければモチベーションもやる気も湧いてくるはずがないのです。
サイン2:身近な人に異変が起こる
本来の自分を生きたいという気持ちがありながら、それが出来ないでいると、本来の自分を生きたいという気持ちの大きさに比例して強い摩擦が生まれます。
その摩擦の先には、あなたを含めた家族や友人関係などに不幸や事故、病気などが待っています。
これは世の中の原理原則を教えてくれている「引き寄せの法則」「鏡の法則」どおりなのですが
「いやいや、ちょっと立ち止まってじっくり自分を見つめてみようよ!今の道で本当にいいの?」
と教えてくれているメッセージが、不幸や事故、病気などの出来事を通して届きます。
サイン3:ネガティブ感情が消えない
- 何か自分だけ損をしている気がする…
- やればやるほど不安になる
- とにかくしんどい
など、本来の自分らしさから遠のけば遠のくほど、ネガティブ感情が湧いてきます。
この時に大切なのは、その場しのぎの解決策に逃げないことです。
立ち止まって自分を見つめ直してみてください。そして自分に問いかけてみてください。
「心の露出狂になって生きるか、仮面をかぶって生きるか、どっちを選ぶ?」と。
あなたにとって、今の人間関係や環境が「全て」と感じることがあるかもしれませんが「ベスト」ではないかもしれないのです。
レッスン5:自分で自分を満たしてあげよう
本来の自分らしい生き方は、他者評価を基準とした世界ではなく、自己評価を基準とした世界です。
これがめちゃくちゃ大事なポイントになってくるのですが、そもそも何をしたら自分が満たされるかを自分で知っていますか?
もし、知らない場合は何をしたら自分が満たされるかを知ることから始めましょう。ここ本当に大事ですからね!
何をしたら自分を満たせるかが分かってくると、本来の自分らしさを思い出せるようになり、本当に求めている事も明確に見えてきます。
そうすれば、自分の人生に何が必要で何が必要じゃないかが明確になってくるので、スパッと気持ちよーーーーく自分らしく生きることが出来るようになります。
レッスン6:自分の短所を認めよう
自分の短所を隠しがちですが、ちゃんと認めてあげましょう。本来の自分をちゃんと受け入れましょう。
ちなみにコンプレックスや短所だと思って隠しているそれ。
実は自分にとっても最大の武器だったりします。
短所を愛しましょう。短所こそ個性です。
レッスン7:流れに乗っかろう
本来の自分に戻り自分らしく生きる方法を知って終わってしまっては、本来の自分に戻り自分らしく生きることは出来ません。
それは、どんなに素晴らしい人、どんなに有益な情報、最高と思える出来事やキッカケがあったとしても、あなたがその流れに一つずつ乗っからなければ、生きたい人生を送ることは出来ないんですよね。
出会いや情報、キッカケで人生が変わるわけではなく、それらに乗っかっていくあなたの行動が人生を展開してく最後のピースとなります。
あなたは映画を観る人ではなくスクリーンに出てくる主人公だということを忘れてはいけません。
そして、流れというのは1回乗ればエスカレーターのように自動的に運ばれるわけではなく、その都度、数ある流れの中から自分が選んで波乗りしていくようなものです。
本来の自分の戻り自分らしく生きると決めたら、目の前にやってくる波を選んで乗っかりましょう。
自分が生きたい場所、見たい景色の場所に連れて行ってくれますが、自ら波に乗ることが大前提です。
レッスン8:好意・応援を快く受け取ろう
本来の自分に戻り自分らしく生きていると「え?何か裏があるの?」と思ってしまうほど好意や応援をたくさん頂けるようになります。
好意や応援が入った時は、勇気を出して快く受け取ってください。決して遠慮に逃げないでください。
好意や応援をしてくれる流れの中に「与える喜び」というものがあります。決してその人たちの「与える喜び」を取り上げないでください。
一昔前では遠慮が美徳の価値観でしたが、これからの時代は他人や社会からの好意や応援を遠慮するというのは「踏みにじる」行為であり「逃げ」となります。
本来の自分に戻り自分らしく生きていると、思わぬ方面から好意や応援がたくさん流れ込んで来ます。これは当たり前に起こることです。
シンクロニシティや奇跡と呼ばれる偶然の連続が日常的になっていきます。うまくいくしかないのです。
どうか自分にウソをつくことなく、人生を信頼して安心して生きてください。
ウソをつきながら生きていると、ウソをつきながら生きている人としか繋がれないような世界になってきています。
本来の自分に戻り流れに乗れば、必ず応援が入り、自然と味方が増え、気づいたら光を浴びるようになっています。
だからこそ、自分の手で本来の自分の流れや好意・応援をせき止めるような事はしないでください。流れをそのまま受け取り続けてみてください。
最後に
本来の自分らしく自由な人生を送るためには経済的自由、時間の自由などの物質的な自由がないと無理だと思っているのであればそれは幻想ですよ。
本当に自由な世界は、本来の自分に戻り自分らしく生きることです。
あなたが子供の頃。今よりも持っているものが少ないはずなのに、毎日自由に遊んでいませんでしたか?明日の事に対する不安や心配なんてなかったのではないでしょうか?
それと同じで、あなたが本来の自分に戻り始め、その道に沿った生き方をしていると、そこには「真の自由」があります。
- お金がない
- 時間がない
- 〇〇がない
と思っているうちは、あなたは本来の自分を生きることよりも、周囲の目が気になり人や社会からどう思われるかが不安というのが本音でしょう。
なぜなら、本来の自分を生きていると、周囲の目が完全に気にならなくなります。もっと言うと、周囲の目を気にしている暇がなくなるんですね。
- 本来の自分って何だろう?
- 今の自分が本当に欲しているものって何だろう?
これらを探求する自分を恐れないでください。決して目を背けないでください。本来の自分に戻ることを止めないでください。
本来の自分に戻り自分らしく生きる事は、これからの時代の必須科目ですよ!
好きな事に夢中な人生を手に入れましょうね(^^)