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努力が必要な道ではなく勇気が必要な道に進むと人生がよくなる

人生を歩むプロセスで、すごく良い波に乗り、どんどん進化をしている実感がある時は、起きることや出会う人など全てが変わっていきます。

しかし、道を誤ってしまうと、頑張って登ってきた高い場所に居続けることに疲れてきます。

そして、何か大切なモノを置き去りにしているのではないか?という損失感に駆られ、低い場所にいた頃の自分を忘れてはいけないような強迫観念に押しつぶされそうになることありますよね。

そして、気が付けば、自分自身の進化・成長は止まり、高い場所で出会った人とは不思議と離れ、懐かしい低い場所に戻る安心感。

しかし、1年くらいの長い時間かけて、ものすごい労力を使って頑張って辿り着いた場所なのに、また一からやり直しなの?

という悔しさとの板挟みに苦しんでいる方に向けたメッセージです。

私も何度もこのような経験をしてきました。

そこで当記事では、上記の原因を紐解きながら、努力が必要な道ではなく勇気が必要な道に進む重要性について解説していきます。

もくじ

なぜ高い場所にいたのに元に戻ってしまったのか?

高い場所に行きたいと登っていた山は、本当に登りたい山ではなかったという可能性が高いです。

もっと言うと、自分が本当に登りたい山があると知っていたのだけれど、勇気が必要だったから隠した。

だから勇気不要で努力でカバーできる山を登ったということです。

山登りをする前に、なぜ、このような現象が起きるのかを理解しておくと、同じ事を繰り返さなくて良くなるので、このカラクリをご紹介します。

もう努力に逃げるのはやめましょう。必要なのは勇気です。

怖れの動機で進む道は「努力」が必要

怖れの動機、不足感を動機に登り始めた山だと、ほぼ100%の確率で元に戻ります。

その山の事を「怖れ山」と私は呼んでいます。「怖れ山」に必要なのは努力です。

居心地が悪い場所、つまり進化成長には「頑張る」「精神力を上げる」「必死」「根性」が絶対だという価値観の山です。

ピンと張りすぎた糸は切れやすいように、必死と書いて必ず死ぬと書くように、威圧的なパワーでねじ伏せて乗り越えようとするので、登れば登るほどツラく苦しくなる山です。

景色最悪。空気最悪。そして、トゲトゲしてて修行僧みたいな人たちが集まる山です。

【頑張ることが正義】という価値観を持つ環境なので頑張り続けなければいけません。

また、パワーを入れれば入れるほど、ブレーキが同じくらいかかってしまうので進めば進むほど自滅に向かう山です。

ワクワクの動機で進む道は「勇気」が必要

一方で「ワクワク山」に必要なのは勇気です。一見、聞こえは良いですが、人によってはとても怖く感じる山でもあります。

なぜなら、ワクワク山は怖れ山とは違い、自分の心をどんどん露出していく必要があります。

自分の心を露出するというのは「許可する」「自分を好きになる」「受け入れる」「甘える」「言ってみる」など、とても勇気がいる行為です。

これらって胸がギューーーーーンとなるほど、めちゃくちゃ怖いですよね。

これは努力ではカバーすることが出来ません。

例えば、異性に自分の好きという気持ちを伝える時。胸がギューーーーーンとなるほど、めちゃくちゃ怖いじゃないですか。

だから、その恐怖をかき消すかのごとく、自宅の鏡の前で告白の練習何度も練習して、たくさん努力しても恐怖が消えることはなく、伝えられるようにならないんですよね。

なぜなら、好きという気持ちを伝えるのは「勇気」だから。

じゃあ、そのためにどうすればいいかというと「心の中にあるブレーキを外す」こと。

断られたら嫌だな、関係が悪くなると嫌だなという失敗に対するブレーキもそうですが、相手も自分に好意を持ってくれていて、付き合えちゃった。もっと親密な関係になっちゃった。

という成功に対するブレーキ、人生が今よりも良くなっちゃうブレーキの方が大きなブレーキになるのです。

人生が今より良くなることを受け入れよう

「確実に今の何倍も人生が良くなるよ」と聞くと、嬉しい気持ちのもっと奥底に居心地の悪さを感じませんでしょうか?

もしそう感じているなら人生が良くなることを100%許してあげてください。

人は良くなることに対して潜在的に怖いと思う生き物です。

自分を好きになることは、何だかむずがゆくなったりして、居心地が悪く感じませんでしょうか?

もしそう感じているなら、良いと思っている自分の一面も、ダメと思っている自分の一面もしっかりと受け入れて好きになってあげてください。

自分をどれだけ好きかでセルフイメージが決まります。

ダメな一面は誰かの才能を発揮させるために持ち合わせているものですから。

完ぺきな人は、周りの人を無力にさせます。

誰かに甘えることに居心地の悪さを感じていないでしょうか?

もしそう感じているなら、誰かに甘えることを少しずつ実行してみてください。

甘える勇気です。

頼ってきて欲しいと思っている人は意外とたくさんいますよ。

甘えたり甘えられたりで素晴らしい人間関係が育まれていきます。

自分一人で何でも出来ることが素晴らしいことではなく人にお願いできることが素晴らしいことです。

インドでは他人に迷惑をかけることが当たり前という価値観で生きていますからね…笑

私はそんなインドの文化に触れて日本人に足りないものが見えました。

自分が完ぺきになろうとするほど甘えられなくなります。

すると「甘えること=悪い」という価値観の中で生きることになるので人間関係が構築されていきません。

気づいたらひとりぼっちになっていたなんてことになりかねないんですよね。

必要なのは努力ではなく勇気です。

「私は幸せになる人間に十分に値する」という気概を持って「さあ、世界中の民たちよ!私を幸せにしてごらんなさい!」くらいな気持ちで、どーんとしていればいいんですよ。

勇気が必要な道を進んでいくと、良い事、良い人、良いモノを引き寄せまくりますよ。

まとめ

勇気が必要な場所から逃げて努力ばかりしていると、本当に大切なモノを失ってしまいます。

そんな人生、ダメ、ゼッタイ。

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