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良かれと思ってやる事が裏目に出る時の理由と4つの対処方法

自分の善意や親切心で良かれと思ってやっているのに「なんでやることなすこと裏目に出るんだろう…」と思ったことはありませんか?

良かれと思ってやったのにも関わらず

  • 嫌われてしまった
  • 音信不通になってしまった
  • 文句を言われた
  • 感謝されない
  • 怒られた

など、裏目に出るとメンタル的にキツいですよね。

そこで当記事では、良かれと思ってやる事が裏目に出る時の理由と対処方法を4つご紹介します。

もくじ

良かれと思ってやる事が裏目に出る時の4つの対処方法

対処法4つは以下のとおりです。

  1. 良かれと思ってやることを一旦やめてみる
  2. 自分が与えたいモノと相手が欲しているモノにギャップがないか考えてみる
  3. 「善意」と「親切」を分けて考えみる
  4. 自己犠牲になることはやめてみる

一つずつ理由や具体例を添えながら詳しく解説しますね。

1.良かれと思ってやる事が裏目に出る時は一旦やめてみよう

私はドツボにハマっていた時期があります。

良かれと思ってやる事が全て裏目に出て、煙たがられたり、奪うだけ奪ってくるテイカーに囲まれていたことがありました。

そして、逆の立場も経験していますが、人は与えられすぎると苦しくなるんですよね。

だからこそ、真正面からお伝えしますが、先に謝っておきます。キツく感じてしまったらごめんなさい。

良かれと思ってやる事が裏目に出る時は、さらにやろうとしてはダメです。

「良かれと思ってやる事が裏目に出る時はやりすぎ」

なんですね。

とてもナイーブなお話なのですが、良かれと思ってやる事の質と量を増やせば増やすだけ人から喜ばれるというわけではないのです。

相手の状況を見ながら調整しないと嫌がられちゃうんですよね。

私の実体験から、とあるエピソードをご紹介します。

おばあちゃんが良かれと思ってやってくれた事が原因でトウモロコシが嫌いになった話

私が子供の頃。

おばあちゃんが育ててくれた野菜や果物をたくさん食べさせてもらいました。

めっちゃ美味しくて、今でも大尊敬しています。

しかし、度が過ぎて嫌いになった食べ物がいくつかあります。
(正確に言うと自ら進んで食べなくなった)

育ちが田舎なので「誰がこんなに食べるんだろう?」と思うほど大量の野菜や果物が収穫できるんですね。

春は菜っ葉など。夏はトマトやナス、トウモロコシなど。秋はぶどうや梨など。冬は親戚からもらうミカンなど。

確かにめちゃくちゃウマいんですよ!

でも、ご飯食べた後の満腹状態の時に

「トウモロコシ食べろー」「梨食べろー」

と、良かれと思って言われても、どんなに美味しくても食べられないですよね。

物理的に胃袋に入らない…。

これ以上身体の中に食べ物を押し込むと、食べた物が全部口から出てきてしまう…!

でも、おばあちゃんは良かれと思って「食べろー」って言うんです。

でも、お腹いっぱいなので「ごめん、お腹いっぱいで食べれないよ〜」って私は言っていました。

でも、おばあちゃんは良かれと思って「食べろー」って言うんですね。

このやり取りのラリーが毎日3〜4回続くんです。

想像してみてください。結構地獄です。。笑

そして、子供の頃に「食べすぎたモノ」や「食べろ食べろ」と言われすぎたモノの中で、いくつか嫌いになってしまったのです。

人は与えられすぎるとキツくなるのです。

満腹な人に食べ物を食べさせようと考えないですよね?

良かれと思ってやる事が裏目に出る時は「やったことが足りなかったor悪かった」と考えて、さらに何かをやろうとするのはかなり暴力的です。

満腹な人に対して「これは美味しいから食べてもらいたいな。何としても食べてもらうぞ!」と意気込んでも相手は満腹で食べれませんよね。

なので、良かれと思ってやることが裏目に出る時は

「与えすぎのサインが出ている」

と考えてみるのが得策です。

相手のことを無視して

「もう一度良かれと思う事をやってみよう♪」

と、やってしまうと・・・

  • あなた:与えようと頑張る
  • 相手:お腹いっぱいで食べれない→拒絶反応

というチグハグが大きくなるので、お互いにしんどくなっちゃいます。

2.自分が与えたいモノと相手が欲しているモノが乖離していないか考えよう

自分が持っているモノを誰かに分かち合って素敵な循環を作っていきたいと思うのは、とても素敵な考え・行為で美しいなと思います。

しかし、自分が持っているモノばかりにフォーカスしてしまうと、それを欲していない・必要としていない人にまで、無理して分かち合おうとしてしまいがちです。

例えば、私とあなたがパスタを食べにレストランに行ったとします。

私は最近スプーンにはまっていて、料理がめちゃくちゃ美味しくなるスプーンを持っていたとします。

そこで、このスプーンで食べると料理めっちゃ美味しくなるから使ってみて!パスタでもいけるよ!と言われたらどう思いますか?

間違いなく

「いや、パスタにはフォーク!パスタはスプーンですする食べ物ではないでしょー!!お願いだからフォークをくださいぃぃぃぃい!!!」

ってツッコミ入れたくなるじゃないですか。笑

このように、良かれと思うことが裏目に出る時は、自分が与えたいモノと相手が欲しているモノが乖離していることがあります。

要注意です。

客観的に自分を見つめてみてくださいね。

3.「善意」と「親切」を分けて考えよう

良かれと思ってやることは、相手を想う「善意」と「親切」から出てくるものだと思うのですが、混同させてしまうと裏目に出やすいです。

なぜなら、自分が与えたいモノが相手が欲しているモノとは限らないからです。

善意というのは、行き過ぎると「押し付け」になってしまいます。

親切というのは、相手の立場になって考えないと「押し売り」になってしまいます。

もし、良かれと思ってやることが相手の事を一切考えない自己満足ならOKです。

しかし、相手に喜んで欲しかったり、相手の為を想って良かれと思うことを善意でやるわけですよね?

そして「親切」な温かい心もあるわけですよね?

でも、私のおばあちゃんみたいに満腹状態の相手に

「トウモロコシを食べてさせてやるんだ!」

となってしまうと、最悪の場合、嫌われちゃう可能性あります。

与えたい気持ちはグッとこらえて良いタイミングで与えることが出来たら最高ですね!

4.自己犠牲になることはやめよう

良かれと思うことが裏目に出ると「もっとやらなければ!」と肩の力が入ったり。

逆に、人から頼りにされるのが嬉しくて「もっとやりたい!」と前のめりになったり。

いつの間にか一番大切な自分の存在をないがしろにして、自らの身を削って自己犠牲になっていることがあります。

すると、良かれと思うことが裏目に出て、奪えるだけ奪おうとしてくるテイカーや変な人を引き寄せ始めます。

また、自分のメンタルバランスが崩れてしまうため、猛烈な孤独を感じるようになったり、自己肯定感が低くなっていくので要注意です。

まとめ

良かれと思うことが裏目に出る時は

  1. 相手がそれ以上求めていないか
  2. 与えたいモノと欲しているモノが一致しているか
  3. 押し付けや押し売りになっていないか
  4. 自己犠牲をやっていないか

チェックしてみてください。

良かれと思うことが裏目に出ることが激減し、相手も自分もハッピーになることが増えますよ!

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