幸せで楽しい人生を送るために
「自己肯定感が大事って言われるけど、人生にどのような影響や効果があるの?」
という疑問にお答えします。
当記事では自己肯定感が人生に及ぼす影響や効果についてまとめています。
自己肯定感は根っこの部分なので本当に大切です。
自己肯定感を高めておくと、得体の知れない重苦しさから解放され、悩みがなくなり、人生がシンプルで簡単だと気づき、幸せで自由な人生を過ごせるようになりますよ。
自己肯定感は人生に多大な影響力がある
自己肯定感は、人生全般のジャンルで多大な影響を及ぼします。
以下例です。
人間関係が伴う場面
人間関係が伴う仕事、恋愛、家庭、学校、その他コミュニティでは、自己肯定感次第で自分を上手に表現・主張ができるかどうかが決まります。
そのため、自己肯定感が高ければ、自分の考えや主張を溜め込んだり、我慢しすぎることなく、良好な人間関係を構築していくことができます。
結果的に仕事、恋愛、家庭、学校、その他コミュニティでの時間が円満になります。
しかし、自己肯定感が低ければ、自分の考えや主張を抑え込んだり、我慢しすぎてしまったり、人の顔色を伺った言動になってしまうので、自分らしさが発揮できず、誰かの言いなりになってしまいがちになるため、良好な人間関係を構築しづらくなります。
そうなると、自分の居場所がない感覚が育ってしまうため、苦しくなっていきます。
人間関係が伴わない場面
自己肯定感は、人間関係が伴わないジャンルでも多大な影響を及ぼします。
学力だけではなく、自分自身の考え方、感情などにも関係します。
自己肯定感が高いと、自分に自信を持てるため、何事にも前向きにチャレンジする意欲が高いです。
そして、失敗を失敗と思わず、成功するための通過点・課題と捉えることができるため、失敗を活かして成長していけます。
しかし、自己肯定感が低いと、自分に自信を持てないため、チャレンジする意欲が湧いてきません。
そして、失敗を失敗と思ってしまうため、うまくいかないことを恐れてしまいます。
厳密には、うまくいかない経験をすることで「できない自分に出会ったり落ち込むのが苦しい」と感じてしまいます。
失敗を成功するための通過点・課題と捉えることができず、新しいことになかなかチャレンジできません。
チャレンジした数だけしか成長できないので、自己肯定感が高いか低いかで人生に大きな差が出てきます。
自己肯定感は人生の難易度を決める
自己肯定感が低い時に直面する問題は、ものすごく難易度の高いことだと感じやすいです。
(実際には、さほど問題ではないのに、かなり大問題だと幻想を抱きやすくなります。)
本当は、難なく解ける2ケタの掛け算くらいの難易度の問題なのにも関わらず、自己肯定感が低いだけで、2ケタの掛け算を微分積分くらい難しい問題に変えてしまうんですね。
それも自分自身で。具体例を挙げます。
「分かりません」「教えてください」と言えば簡単に解決するのだけれど、より難易度の高い問題にすり替えてしまう
例えば、何か分からないことにぶつかった時、自己肯定感がニュートラルor高い状態であれば、たった一言
- 「分かりません」
- 「教えてください」
と誰かに助けを求めることができます。
しかし、自己肯定感が低い状態だと
- 「分からないって言ったら怒られるんじゃないか」
- 「教えてくださいなんて申し訳なくて言えない」
- 「バカにされるんじゃないだろうか」
- 「見下されるのではないだろうか」
みたいに自分一人の力だけで何とか解決しようとしたり、誰かに頼ることができなかったり、弱みを見せることができなくなります。
そして、本当の問題は、分からないことを解消するはずだったのに、いつの間にか
「他人に聞けない自分」
が問題であると、本来の問題がすり替わっていき、より難易度の高い別の問題を作り上げます。
上記のような場合だと
- 他人の目を気にしない方法
- 他人に嫌われない方法
- できる人だと思われる質問力を高める方法
など、新しい難易度の高い問題を見つけて解き始めようとします。
本来の問題である
「分からないことを解消する」
という部分が置き去りになって、遠回りしてしまうのです。そして、何が本質かを見失っていきます。
このように、自己肯定感が低いと、自分自身でどんどん問題を難しくしていってしまいます。
- 「分かりません」
- 「教えてください」
と言うのは2ケタの掛け算よりも遥かに簡単ですよね。
しかも、分からないことを聞いたり教えを請うことは、人から見下されたりバカにされることでしょうか?
答えは「NO」ですよね。
それなのに、自己肯定感が低いとダメな方向になることばかりが脳裏によぎってしまうため
- 「他人の目を気にしない方法」
- 「他人に嫌われない方法」
という難易度の高い問題を解こうとしてしまうのです。
もう一つ具体例を挙げます。
できると思うから任される
例えば、職場やどこかのコミュニティなどで「任される」「依頼される」ことがあったとします。
任す側、依頼する側は
- 「この人にやってもらいたいな」
- 「この人ならできそうだな」
- 「何かチャンスを掴むキッカケになれたら嬉しいな」
と思うから、任そう、依頼しようと思うものです。
決して、やってもらいたくない人、できそうにない人には任せたり依頼することはしません。
自己肯定感がニュートラルor高い状態だと
- 「はーい!OKです!(ちょっと難しそうだけど、壁にぶつかったら協力や助けを求めてみよう)」
- 「面倒くさいけど、やってやるか」
と思えることができます。
しかし、自己肯定感が低い状態だと
- 「自分になんてできない」
- 「迷惑かけてしまったらどうしよう」
- 「なんで私/俺にこんなことを押し付けるんだろう」
と、思ってしまいます。
そして、任されたこと、依頼されたことになかなか手がつかず、自分ひとりだけで抱え込んでしまい、どんどん難しく考えていってしまいます。
自己肯定感が見える世界を変える
自分の自己肯定感の状態は、テレビのチャンネルと非常によく似ています。
「解釈は無数にあるけど事実は一つ」という言葉がありますが、一つの出来事から見える世界は、自己肯定感の状態によって全く変わるのです。
ある人は、何か分からないことにぶつかった時に
- 「分かりません」
- 「教えてください」
と、自分が言ったとしても、他人からは何とも思われないという世界のチャンネルを見ているので、何か思われたとしたら
「え、聞くことの何が悪いの(・_・)」
となります。
ある人は、何か分からないことにぶつかった時に
- 「分かりません」
- 「教えてください」
と、自分が言うと、人から見下されたり、バカにされるという世界のチャンネルを見ているので
「口が裂けても分からないなんて言えない」
となります。
このように、自分自身の自己肯定感の状態が見える世界を決めているんですね。
そして、自己肯定感が低い状態の時は、人生が難しく感じるようにできています。
自己肯定感をコントロールしよう
人生でコントロールできるものは数少ないですが、自分の自己肯定感は自分でコントロールできます。
コントロールする方法は大きく分けて
- 自己肯定感を下げない工夫をする
- 自己肯定感を高める工夫をする
の2つあります。
2つをやっておけば、問題に直面しても、難しく感じることが激減し、問題にすら感じなくなることが増えます。
よっぽどの天才or頭の中がお花畑になっている人以外は、自己肯定感を放っといたら自然に下がるものです。
高めることだけではなく下げないことも考える必要があります。